蒸気機関車から高速鉄道へ、歴史の礎

鉄道の始まり



 鉄道は、馬車が通るために専用で作られた道路や、石炭などを運ぶためのトロッコ列車がその原型だと言われています。その始まりは諸説ありますが、世界初の蒸気機関車を走らせたイギリスが商業ベースの鉄道の発祥だとされています。

 蒸気機関車を誕生させたのが、イギリスを中心にヨーロッパで発展した産業革命です。蒸気機関の改良をジェームズ・ワットが行うと、鉄道のコアとなる技術が完成出来るほどのブレイクスルーが起きました。さらに、速度を上げるために必要となる車輪のシステムや車軸の構造、また、安全な運行には欠かせないブレーキ技術の発達など、鉄道技術の根幹となる元も固まっていきました。このように、産業革命無くしては鉄道の誕生はあり得ませんでしたし、鉄道の誕生によって産業革命はさらに加速していったとも言えるのです。

 運搬をよりスムーズにする鉄道の発祥は、イギリスの産業革命によってその技術を加速させていきました。ジェームズ・ワットが蒸気機関の改良を行い、列車を動かすのに十分なエネルギーを発生させることに成功しています。また、それ以外の鉄道に必要なシステムや技術、それに伴う構造などもこの頃完成していったと言われています。