蒸気機関車から高速鉄道へ、歴史の礎

イギリスの高速鉄道



 世界の高速鉄道の最高峰と言われていたイギリスの鉄道文化。それは高速鉄道においても同様のことが言えます。1938年には時速200kmをマラード号が記録をしており、当時の世界最高速度となっています。その後の技術の進歩はもちろんありましたが、他の国と比べると、その伸び率はやや鈍くなります。

 イギリスの高速鉄道計画が遅れた原因は、既存路線を利用して高速鉄道を走らせるという方針が影響していると言われています。イギリスとは違い、専用線を用いて高速鉄道を走らせたフランスや日本が成功を収めているところをみると、実に対照的な例だということが出来るでしょう。その後2000年代まで斜陽の時代を迎えるイギリスの高速鉄道ですが、2017年の10月16日に運用が開始されたイギリス鉄道800系は、日本の最先端技術が詰まっている高速鉄道であるため、期待が持たれています。

 高速鉄道という側面から見ると、イギリスは苦境に立たされていると言えるかもしれません。かつて誇っていた栄光は計画がずれたことによって、次第に各国と差が付けられることとなります。日本が開発したイギリス鉄道800系の成果によって、イギリスの高速鉄道の評価が変わってくることでしょう。